隠岐イチ自転車旅1日目(岡山-境港)
かなり久々の投稿となりました。
完全に事後報告ですが、2020/9/13~9/17で隠岐・山陰ミニツアーに行ってきたので、そのことを綴っていきます。
隠岐に流れ着く経緯と前回からの変化
前回九州を旅した少し後から本格的なコロナ禍が来てしまい、思うようにサイクリングもできなくなってしまいました。
幸いバイトが減ることはほぼ無かったので、自粛期間はお金を貯めるのに専念していました。(ちょこちょこ日帰りでロングライドしたりしてました)
おかげさまで、特にキャンプ道具を中心に装備が充実しました。
元々この夏は部の合宿ついでに東北旅をしようと思っていたのですが、コロナが収まらなくて合宿が中止になったのと、大学の集中講義で休みがあまり取れなかったのとで泣く泣く断念しました。
休みが、とれても1週間ほどだったので、今回はフルパッキングの長期旅スタイルではなく、リュックひとつの短期旅で、晴れている日を狙ったQOL高い系スタイルにすることにしました。
確保できた1週間のうち、半分ほどが雨予報とわかり、3泊4日ぐらいで満喫できるとこないかなー。地方単位でのツアーはそれじゃ期間足りないし、遠くに出かけるには交通費もったいないし…。
そうだ、隠岐に行こう!
近いけど普段行けるほど近くはないし、島1周ってなんか達成感あるし!
旅の概要
といっても隠岐イチはわずか90kmなので、岡山から境港まで自走したり、せっかく山陰なので出雲大社に行ってみたりしました。
隠岐の中でも今回は島後のみ行きました。
行程はこんな感じ↓
1日目 岡山-(180km)-境港 境港泊
2日目 境港-(8km)-七類港-(フェリー)-隠岐イチ前半(40km) 五箇泊
3日目 隠岐イチ後半(45km)-(フェリー)-七類港-(8km)-境港 境港泊
4日目 境港-(25km)-松江-(一畑電車で輪行)-出雲、帰りはこの逆 境港泊
5日目 境港-(輪行)-岡山
前回の九州旅はアルミクロスバイクの「Bianchi Roma4」通称ローマさんでしたが、今回はもう1台の愛車、カーボンロードの「Wilier Luna Carbon」通称ルナ様が相棒でした。
その名の通り、女性向けのロードバイクで、超低身長向けのサイズも用意してくれてます。今はもう廃番となってしまったようです。
自転車語りはここらで止めておいて旅の話を…。
岡山-新見、R180
岡山から新見まで、ひたすら国道180号を北上します。
高梁ヒルクライムレースの、駅で言うと備中川面あたりまでは慣れた道だったので写真は撮りませんでした…。
R180は、ずっと高梁川沿いの、流れの良い道が続きます。
総社の周辺、山崎製パンの向上のあたりまでは日中車がかなり多くとてもチャリで通るところではありませんが、この日は朝5:30に出発したので、道は比較的空いてました。
伯備線井倉駅の少し手前、道路右側にふっと絹掛の滝が現れます。
快走路なので危うく通り過ぎかけました。
さらに北上すると、新見の観光名所井倉洞があります。
入洞券を買えば洞窟の中に入ることができます。
大人は1000円でした。
全長1200mで、所要時間約40分。
新見で昼食をとる予定で、それまで少し時間があったので、中に入ることにしました。
自然の作る美しい鍾乳洞に感動したのですが、この寄り道が後に響くことを、この時の私は知り得ないのでした。
千屋牛、行列。
井倉洞をあとにして、新見に向かいます。
千屋牛、千屋牛、千屋牛…。
ひたすら昼ご飯の、うまいであろう肉のことだけを考えて走りました。
「焼肉 千屋牛」さんです。
全国の和牛のルーツである千屋牛をリーズナブルに食べられる、新見の人気店です。
そう、「人気店」です。
この日はあいにく日曜日でした。
11時過ぎに到着しましたが、その時にはすでに10組をはるかに超える人が待っていました。
そう。井倉洞に寄っていなければ、余裕で開店(11:00)前に並ぶことができていたのです。
井倉洞は日帰りでも十分行けるところなので、今回はとばしてもよかったのです。
後悔先に立たずというもんで、もうどうしようもありません。
しょうがなく、名前を記入し待つことにしました。
だっておいしいもの食べないとチャリこげないし!
ここで1時間のロス。
待ち時間、ご夫婦でいらっしゃっていた方とお話させていただき、意外と待ち時間はすぐに感じました。
マスカット(翠峰)の差し入れをくださりましたm(_ _)m
この日の夜に食べましたが、甘くておいしかったです!
さらには、相席させて下さり、待ち時間を短縮することができました。
本当に助かりました!💦
岡山県道8号をゆく
新見を出た後もひたすら日本海を目指します。
そのままR180を行くとたぶん山越えになるのでr8に回避。
伯備線がわざわざそっちに曲がってるんだから、そういうことなんだろう…。
一瞬R182を西に進むと右側にr8が現れます。
r8は山と山の間をゆく、川と伯備線沿いの道です。
私はめちゃくちゃ好きでした。
川の向こう岸にひっそりと佇む駅。
何もない道に突然現れる足立石灰。
何か帝国のようで惹かれる。
鳥取県境はほんの少し坂でした。
奥に山がどんと構えているのが良い。
田畑、民家、線路。
まさに日本の原風景って感じの1枚。
ピントがうまく合わせられてませんが、カメラ初心者ですのでお許しを🔰
ひたすら日本海を目指す
r8とは生山でお別れし、一瞬R183を走ったあとR180へ戻ります。
R180といっても、北上するのではなく一旦東に進みます。
北上した方が距離的には近いですが、菅沢ダムや賀祥ダムでだいぶのぼらされるっぽかったので回避。
伯備線がわざわざそっちに曲がってるんだから、そういうことなんだろう…。(本日2回目)
根雨のあたりで久々のコンビニ。
このあたりで雨に降られます。
前述したように、晴れの日を狙った旅なのでレインウェアは無し。
つい1週間前までは毎日35度越えだったのに、このときの気温は20度前半でした。
寒い寒い…。
ローソン・ポプラで大山ラテをHOTでいただきました…。
限界過ぎて写真撮る余裕もなく。
輪行するか否か
根雨からはR181を北上します。
17時ごろコンビニを出ますが、境港まであと50km。
ナイトラン確定!
(回避するタイミングはいくらでもあったはずだぞ…!)
ずっと線路沿いなので、ひたすら頭の中を「輪行」の2文字がちらつきます。
まあでもここまで来たんだし頑張ろうでの精神で、なんとか境港に到着しました。
縁さんには3泊もお世話になりました。
詳しくは3日目の記事に載せるつもりです。
走行記録
ルートラボが廃止され、いろいろ試しましたが、今のところルート作成はガーミンコネクトにおちついてます。
約180kmでしたが、寄り道をしすぎたためにナイトラン回避に失敗してしまいました。
時には諦めも必要であるなと感じました。
ミニツアー2日目は、いよいよ隠岐イチ!
かなりダラダラと記事を書いてしまっているのでいつ更新できるか分かりませんが…。
まだ旅の余韻が残っている間に、書く気が失せないうちに、書いてしまおうと思ってます。
だいぶ長くなってしまいました。
大学のレポート3000字はあんなにしんどいのに、ブログだとあっというまです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2日目に続く。